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第17話 決着

Auteur: フクロウ
last update Date de publication: 2026-02-12 19:13:32

 剣を構える。動き出すのは次の攻撃の直後。

 後ろ手でフリーダを逃がす。と、フォヴォラが猛獣のような毛むくじゃらの足を高く上げた。

 その瞬間、王子の青い瞳と目が合う。トクンと、胸の音が跳ねる。力強くうなずく王子に対して、私も大きくうなずき返すと、風圧を伴い強烈な一撃が上空から降ってきた。

 ──絶対に、王子に傷は負わせない。前回みたいには絶対にさせない。

 王子の腕から血が噴き出した過去の記憶を振り払うと、私は、地面を蹴って高く跳び上がり、剣先でわずかに攻撃の矛先をずらした。

 待ち構えていたアーダンが、槍に見立てた棒を思い切り振り回し、敵の攻撃をガードする。

 二人がかりでなんとか動きを止めたところで、私とアーダンは素早く駆け出して足元を切り刻む。何度も何度も、フリーダの特大の火球が来るまで。

 しかし、全く手ごたえの感じない怪物に、アーダンの攻撃が乱れ始めた。

 内心焦っているのだろう。時間は、待つ方が数倍長く感じるらしい。だが、戦いにおいてもどこか楽観的で危機感のないフリーダは、逆説的にそんな態度が取れるくらいに実力も経験もあることはもう知っている。

 大木のような大きな足が
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Commentaires (1)
goodnovel comment avatar
さくにゃんた
マリク王子もやっぱかっこいい...
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